麦焼酎発祥の地 壱岐
壱岐には中国文化の中継地点として、さまざまな生活文化が芽ばえ「ランビキ」による焼酎の蒸留製法もその中の一つであります。壱岐は島全体が平坦で、島ながら長崎県で二番目に広い水田があります。(田原平野)しかし戦国時代から江戸にかけ、米作に対する課税は厳しく、麦作に対してはあまり厳しくありませんでした。そこで島の人々は、麦を原料に中国から伝わった製法を活かし、壱岐独特の焼酎を生み出しました。それは16世紀頃からで壱岐が「麦焼酎発祥の地」と云われております。
壱岐焼酎の特徴
壱岐焼酎の製法は、大麦2/3、米麹1/3を順次仕込醪を熟成させ蒸留します。麦の香りの風味と、米麹を使用することにより天然の甘みがあるのが特徴です。
壱岐焼酎は世界ブランド
世界貿易機構(WTO)は平成7年に壱岐焼酎を地理的表示の産地に認定しました。これは、その土地で生まれ、育まれてきたものを産地に指定しその産地を保護するものです。日本では、熊本県の「球磨焼酎」、沖縄県の「琉球泡盛」があり、平成17年2月には「薩摩焼酎」が追加指定されました。世界ではワインのボルドー・シャブリ・シャンパーニュ、ブランデーのコニャックアルマニャック、ウィスキーのスコッチ・バーボン等があります。
壱岐焼酎一覧表は、お手数ですが、下記サイトからお願いします。l飲食店様は料金体系が異なりますのでご連絡ください。